『M-1グランプリ2019』で準決勝進出した25組の中で、唯一のアマチュアコンビとして注目を集めた男女コンビ「ラランド」。敗者復活戦でもプロ顔負けの堂々とした漫才で笑いを誘い、お笑い事務所の関係者が熱視線を送っています。
コンテンツ
ラランドのプロフィール
所属事務所:フリー
【写真左】
サーヤ
*ボケ担当
本名:門倉 早彩(かどくら さあや)
性別:女性
生年月日:1995年12月13日
出身地:東京都八王子市
【写真右】
ニシダ
*ツッコミ担当
本名:西田 亘輝(にしだ のぶてる)
性別:男性
生年月日:1994年7月24日
出身地:山口県宇部市
※出典:https://news.mynavi.jp/article/20191220-Lalande/
ラランドの2人は上智大学外国語学部イスパニア語学科の同級生で、お笑いサークル「SCS(Sophia Comedy Society)」に所属。サーヤさんは女性コンビを組みたいと考えていましたが、同期の女の子がみんな裏方のスタッフになってしまったこともあり、やや消極的にニシダさんとコンビを組みます。
2014年5月のコンビ結成後は、学生の漫才大会で賞を総ナメに。芸能プロダクションの担当者から、楽屋で名刺を渡されることは何度もあったそうですが、サーヤさんは大学卒業後、広告代理店に就職。一方のニシダさんがまだ在学中だったこともあり、2人はアマチュアのコンビとして活動することを選択しました。
コンビ名の「ラランド」は、フランスの天文学者「ジェローム・ラランド」が発見して、その名前が付けられた星「ラランド21185」が由来。サーヤさんは中学・高校時代に友達とお笑いコンビを組んでいて、その時のコンビ名が「アポロン」という星にちなんだ名前だったため、次も星関連の名前が良いと思い、命名したそうです。
スポンサーリンク
ラランド・サーヤは芸人と港区OLを両立? 元子役で女優としても活動?
サーヤさんは子どもの頃から『ダウンタウンのごっつええ感じ(フジテレビ系)』のビデオを何度も観ていて、中学時代には文化祭で初めて漫才を披露。高校を卒業したらNSCに入るつもりでしたが、親から大学だけは行っておいたほうがいいと説得されて、上智大学に進学します。
大学卒業のタイミングでさまざまな事務所からオファーをもらいますが、中学から大学まで私立に通わせてもらった親に恩義を感じたことや、奨学金の返済が必要なことなどから、サーヤさんは社会人になることを決意。港区にある広告代理店に就職しました。
ただ、サーヤさんはお笑いを諦めたわけでなく、現在は週5で勤務しながら平日の夜や土日に舞台に立つ生活を送り、イレギュラーな依頼が入ったときはフレックス制度や有給休暇を使って調整。芸人と会社員を両立させることにより人脈が広がるだけでなく、いろいろな知識が入りやすくなったり、人間観察ができたりと、むしろプラスになることのほうが多いそうです。
今日観に来てくれたお客さんの中には、自分と同じように平日働いてる人がほとんどなんだろうと思います。
自分も昨日、クライアントに怒られましたし、コンペも上手くいきませんでした。それでも平気っす死ぬほど酒飲んで潰れた日が報われるときがちゃんとある。どうぞ私たちを発散に使ってください😊— さーや(ラランド) (@sa___yaah) October 26, 2019
また、サーヤさんには「笑顔がカワイイ」「アイドルみたい」などの声が挙がり、愛くるしいルックスが評判になっていますが、実は小学校に入学するまで子役として活動。サスペンスドラマで主要人物の幼少期を演じたり、キッズ雑誌のモデルをしたりしていたとのこと。サーヤさん自身は子役を続けたがっていたようですが、両親が学業を優先させたかったため、小学校入学前に芸能活動を引退します。
わたし、昔「ブー」だったんだよね pic.twitter.com/rOjvuXgO9V
— さーや(ラランド) (@sa___yaah) April 28, 2019
今後、お笑いコンビ・ガクヅケの木田さんが初監督を務める短編映画にヒロイン役で出演するなど、サーヤさんは女優活動も開始。“芸人・会社員・女優”の三足の草鞋を履くことで、ますます注目が集まるかもしれません。
ラランド・ニシダは大学卒業できないマン? 口笛なるおにソックリ?
ニシダさんは中学のときから地下のお笑いライブに行くほどのお笑い好きでしたが、芸人になりたいという思いは持っておらず、大学のサークルに入って初めて漫才を披露することになります。
サーヤさんがすでに卒業して就職しているのに対して、前述のとおりニシダさんは在学中の現役学生。2年連続で取らないと強制的に退学させられる単位があり、その担当のメキシコ人の先生とケンカして1回退学になって、再入学したという経緯があったことが、主な理由のようです。
ニシダさんは卒業できないことを自虐ネタにしていて、ファンからも“大学も卒業できないような怠惰な奴”と言われることがありますが、サーヤさんはニシダさんのツッコミに全幅の信頼を寄せています。
最高にキモい一瞬が切り取れました。
溶ける直前みたいな顔してる。 https://t.co/32Y2YWMX9E— ニシダ (ラランド) (@DaalsKe) December 11, 2019
大学も卒業出来ないような怠惰な奴がこれまた良いツッコミ持ってんだよ😂
あたしより全然遅刻しないし、最高のビジネスパートナーよん✌️ https://t.co/FgU7ZqyK3W
— さーや(ラランド) (@sa___yaah) December 5, 2019
そんなニシダさんの特徴は太くて短い“首”。サーヤさん曰く、ここまで首が短い人は上智大学にはいないとのこと。最近では少しポッチャリした体型も相まって、お笑いコンビ「わらふぢなるお」の口笛なるおさんに似ていると言われることが多いようです。
今日新しい衣装を買おうと思って洋服屋さん行ったんですけど、首が太すぎてどの店からもたらい回しにされました。
俺の首グラドルのウエストくらいありました。— ニシダ (ラランド) (@DaalsKe) December 18, 2019
今回はちょっとだけ首あって良かった。
埋まっちゃったのかと思った。 pic.twitter.com/MLzMGtixUc— ニシダ (ラランド) (@DaalsKe) December 13, 2019
ヤーレンズさんにお呼びいただき、動画収録ライブ📹⚡️
ニシダは最近「わらふぢなるおの口笛なるおさんに似ているので応援します」というDMが届くそうです。 pic.twitter.com/NudJXWhnL0
— さーや(ラランド) (@sa___yaah) November 30, 2019
スポンサーリンク
ラランドの芸風は? 明るいボケをやり切るテクニックが抜群!
ラランドは主に漫才を披露。最初はフリートークのような感じで始まり、ショートコントに移行。サーヤさんがコミカルなキャラクターを演じながら軽快にボケて、ニシダさんがよく通る声でテンポよくツッコむスタイルです。ボケの数が多く、会話の間も絶妙なので、2人の世界にどんどん引き込まれていきます。
ビッグな芸能人
ギャンブル狂いの夫
スポンサーリンク
まとめ
“M-1効果”もあり、『ぐるナイ!おもしろ荘(日本テレビ)』への出演が決定。さらに、初の単独ライブのチケットもソールドアウトとなるなど、その勢いが加速しているラランド。このままアマチュアとして活動していくのか、プロに転向するのかが注目されていますが、そんなことがどうでもよくなるほどの実力と才能を持ち合わせているので、従来の芸人の概念をぶっ壊すくらいのことをやってほしいです。
テレビやラジオ、ライブなど、ほぼ毎日何かしらの“お笑い”に触れている私が、2021年にブレイクしそうな芸人さんをランキング形式でまとめてみました。これからの活躍が待望されている若手~中堅くらいの芸人さんからピックアップしています。