『お笑いABEMA CUP~ワタナベNo.1決定戦』で優勝し、一躍脚光を浴びる存在となったお笑いトリオ・ゼンモンキー。ハナコや四千頭身など、同じ事務所の先輩芸人たちもその実力を高く評価している次世代のコント師です。

ゼンモンキーのプロフィール

ゼンモンキー

ゼンモンキー
所属事務所:ワタナベエンターテインメント
【写真左】
ヤザキ
本名:矢﨑 真梧(やざき しんご)
生年月日:1996年9月24日
身長:185cm
出身地:東京都
【写真中】
荻野 将太朗(おぎの しょうたろう)
*ネタ作り担当
生年月日:1996年8月22日
身長:158cm
出身地:埼玉県
【写真右】
むらまつ
本名:村松 雄大(むらまつ ゆうだい)
生年月日:1997年2月10日
身長:171cm
出身地:埼玉県

出典:https://www.watanabepro.co.jp/mypage/4000103/

ゼンモンキーの3人は、ワタナベコメディスクール30期生(2019年4月入学)。当初はそれぞれ別のコンビを組んでいましたが、同じタイミングで解散して、むらまつさんがヤザキさんを勧誘。その翌日には荻野将太朗さんを誘い、2019年12月にトリオを結成します。

ゼンモンキーは2020年4月に正式デビューし、同年の『キングオブコント』で準々決勝進出。翌年2月の『お笑いABEMA CUP~ワタナベNo.1決定戦』では最終決戦で優勝候補の四千頭身ファイヤーサンダーに競り勝ち、芸歴1年目で優勝しました。

トリオ名の由来

トリオ名の「ゼンモンキー」は3人が響き重視で作った造語で、特に意味はなし。とりあえず動物が入っているとグッズなどが売りやすいのではないかと思い、“モンキー”を入れることに。ちなみに最初に考えたトリオ名は「ウルトラモダンオールドクラブ」でしたが、長すぎて覚えにくいため却下になりました。

これまでに出演したテレビ番組

『ネタパレ』(フジテレビ系)
『ENGEIグランドスラム』(フジテレビ系)
有吉の壁』(日本テレビ系)
『そろそろ にちようチャップリン』(テレビ東京系)

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ゼンモンキー・ヤザキはバスケットマンでバンディ元日本代表? 実家が大金持ち?

ヤザキさんは小中高の卒業アルバムに将来の夢を「お笑い芸人」と書いていましたが、本気で考えるようになったのは大学2年のとき。周りが就活の準備を進めるなか、自分が好きなことを本気でやってみたいという衝動に駆られ、コメディスクールに入学します。

コメディスクール在学中、ヤザキさんは「パーライト」というコンビで活動。『M-1グランプリ2019』で2回戦まで進出するなど活躍が期待されていましたが、その後は結果が残せず解散。1カ月ほどピンで活動した後、むらまつさんからの誘いを受けてトリオを結成しました。

ヤザキさんは身長185cmの長身にロン毛+ヒゲがトレードマーク。高校時代に没頭していたバスケットを今も趣味でやっており、ダンクを決めることを目標にしています。

さらに、バスケだけでなくアイスホッケーやバンディ(Bandy)の経験者でもあるヤザキさん。バンディ日本代表の一員として、海外遠征などに参加したこともあります。

Welcome to Bandy Japan

ワイルドでスポーツマンのヤザキさんですが、実は実家がお金持ちという一面も。数十万~数百万の指輪をしていたり、ノリで月の土地を買っていたり、アメリカに「ビッグパパ」と呼ばれている親戚がいたりするそうです。

ゼンモンキー・荻野将太朗は早稲田大学出身で元相方がアンゴラ村長? 絵の腕前がプロ並み?

荻野将太朗さんは子どもの頃からお笑いが好きだったこともあり、早稲田大学に入学してから興味本位でお笑いサークル「お笑い工房LUDO」に入部。当初は裏方志望でしたが、先輩たちから「男はみんな演者だよ」と言われて舞台に立つようになります。

荻野さんはLUDO時代、トリオ「ダダダダンス」、男女コンビ「変化する毎日」、コンビ「ザザ」などで活動。同じサークルの2年先輩であるアンゴラ村長さん(現・にゃんこスター)とコンビを組んでいた時期もあります。

大学3年になると、サークルの先輩であるハシケンさん(現・サーフボードストレッチ)や尾身映画さん(現・ラパルフェ)らに勧められてプロの芸人を志すように。『キングオブコント2017』でアンゴラ村長さんが準優勝したことにも刺激となり、コメディスクールの門を叩きました。

LUDO時代からネタを書いていた荻野さんは、ゼンモンキー結成後もネタ作りを担当。これまでに影響を受けた芸人として「バナナマン」「ラーメンズ」「ハナコ」「かが屋」などを挙げています。

また、中学時代に美術部に所属し、高校時代には美大を目指して勉強をしていたことがある荻野さん。芸人になってからも趣味で絵を描いており、アートの才能が密かに爆発中です。

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ゼンモンキー・むらまつはイケメン芸人でBLファンも注目? とにかくお金がない?

むらまつさんは小学生の頃からサッカーに夢中となり、中学・高校ではサッカー部に所属。サッカー一色の学生生活を送っていましたが、高校2年生のときに同級生に誘われて『ハイスクールマンザイ』に出場したことで、お笑いに興味を持ち始めます。

むらまつさんは大学進学後もフリーのお笑いライブなどに出演。しかし、大学にいる意味を見い出せなくなり10カ月ほどで中退後、親戚が経営する看板屋で働くことに。徐々に仕事が忙しくなり、ライブに出られなくなったときに自分の“お笑い愛”に気づき、同級生を誘ってコメディスクールに入ります。

高校の同級生とは「ジョージベスト」「モジョベス」というコンビで活動し、コメディスクールでも一緒にプロを目指しますが、事務所ライブなどで結果を残せず解散。「このままじゃダメだ!」と思い、同期のヤザキさんと荻野さんに声を掛けました。

むらまつさんは端正なマスクと役者顔負けの演技力で、女性ファンが急増中。ゼンモンキーのコントでは男性が好き、あるいは男性から好かれる役を演じることがあり、BLファンからも支持されています。

また、現在は芸人活動の合間にアルバイトをしながら生計を立てているむらまつさん。自身のTwitterで「#お金がないから」というハッシュタグを付けて、“金欠エピソード”や“金欠あるある”を発信中です。

ゼンモンキーの芸風やネタは?

ゼンモンキーは主にコントを披露。三者三様の濃いキャラに、巧妙なツカミ、意外性のある設定、高い演技力が融合したネタは一度ハマるとクセになります。甘酸っぱい恋愛コントやBLコントにも定評があり、見る人を飽きさせません。

カメラマン

節電

ゼンモンキーのウッキーチャンネル』『ワタナベお笑い公式チャンネル』では、ゼンモンキーのネタを楽しむことができます。

まとめ

若手とは思えないコントの実力と絶妙なトリオバランスを武器に、デビュー直後からライブシーンで輝きを放つゼンモンキー。さらにキャリアを積んで『キングオブコント』などの賞レースで結果を残すことができれば、お笑い界に“ゼンモン旋風”が巻き起こり、彼らが憧れるネプチューンのような国民的トリオになる可能性があります。

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