「和」のテイストを前面に押し出し、伝統芸能とリズム芸を融合させたネタで活躍の場を広げているお笑いコンビ・すゑひろがりず。『M-1グランプリ2019』のファイナリストとなったことで、さらにその芸風が注目されています。

すゑひろがりずのプロフィール

すゑひろがりず

すゑひろがりず
所属事務所:吉本興業
【写真左】
南條 庄助(なんじょう しょうすけ)
*ツッコミ、小鼓担当
性別:男性
生年月日:1982年6月3日
身長/体重:168cm/75kg
血液型:A型
出身地:大阪府堺市
【写真右】
三島 達矢(みしま たつや)
*ボケ担当
性別:男性
生年月日:1982年10月2日
身長/体重:169cm/70kg
血液型:O型
出身地:大阪府大阪市

※出典:https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=3712

すゑひろがりずの2人は大阪NSC28期生(2005年4月入学)。同期には祇園、アインシュタインの稲田直樹さんなどがいます。

結成以前は、南條庄祐さんが「うずまき」、三島達矢さんが「バルチック艦隊」というコンビで活動。それぞれのコンビが解散した後、同期3人で「ガンセキオープン」というトリオを結成しますが、メンバーが脱退して、2011年4月にコンビとなります。

当初のコンビ名は「ドロスス」、その後「みなみのしま」に改名。2014年6月より活動拠点を大阪から東京に移し、2016年に現在のコンビ名になりました。

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すゑひろがりず芸風は? 現代のお笑いと伝統芸能が融合?

すゑひろがりずは現代的テーマに、日本の伝統芸能(能、狂言、歌舞伎等)的要素を取り入れた漫才を披露。能楽や仕舞と同様の袴姿で登場し、日本の古き言葉を織り交ぜながら、リズムよく話が進みます。

2012年頃、すゑひろがりずは全く芽が出ず解散寸前に。最後に自分たちらしくないことをやってみようと思って挑戦した和風ネタが大ウケしたことがきっかけとなり、現在のスタイルに辿り着きました。

3分クッキング

公式YouTubeチャンネル『すゑひろがりず局番』では、すゑひろがりずの狂言風動画を楽しむことができます。

すゑひろがりず・南條庄助は歴史好き? 中居正広の後押しでプロポーズ?

南條庄助さんは高校卒業後、国立の大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部)に進学。在学中は野球部に所属するなど運動神経も抜群で、選べる職業はたくさんあったそうですが、ずっとお笑い芸人になりたいと思っていたため、NSCに入学します。

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すゑひろがりずのネタでは小鼓を打つ南條さんは趣味も和風で、お寺や神社を巡る歴史探訪。自身のTwitterでは、歴史上の人物や用語を捩った「歴史ダジャレ」を投稿しています。

歴史好き(というよりダジャレ好き?)の南條さんですが、2016年11月放送の『ナカイの窓(日本テレビ)』で公開プロポーズをしたことで話題になりました。

お相手は大学時代の野球部のマネジャーで、13年間交際していた“みーさん”。番組MCの中居正広さんらが見守るなか、南條さんは電話で彼女に「ずっと支えてもらった」と感謝を伝え、「結婚してください」と求婚。彼女から「はい」の返事をもらい、涙ぐむ南條さんの姿が感動を呼んだそうです。

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すゑひろがりず・三島達矢は浮世絵ファン? M-1決勝婚で二重寿?

高校卒業後にパチンコにハマってしまった三島達矢さん。実家を追い出されて、このままではさすがにヤバイと思い、一念発起して中学のときから憧れていたお笑い芸人を目指すことになります。

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三島さんは相方の南条さんと同じように「和」を好み、趣味は浮世絵観賞。とりわけ、江戸時代末期を代表する浮世絵師・歌川国芳(うたがわくによし)の大ファンだそうです。

また、三島さんは2019年12月に開催されたトークライブで、一般女性と結婚したことを発表しています。M-1決勝直前でのおめでたい報告に、芸人仲間やファンから「すゑなが〜くお幸せに!」「決勝婚、二重寿を目指して!」といった、あたたかい声が寄せられました。

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まとめ

すゑひろがりずは自分たちの芸風を自覚していて、以前から「前説、余興、結婚式、周年記念、忘新年会等、おめでたい場であれば、いつでもどこでも呼んでください」と呼びかけています。数多くいるお笑い芸人の中でも、特に異彩を放つ存在なので、今後の活躍から目が離せません。