『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)『有吉ジャポン』(TBS系)などに出演して、ちょっと過激なネタでお茶の間をザワつかせた「お見送り芸人しんいち」。サンドウィッチマンやナイツ・塙宣之さんからもその才能を高く評価されています。

お見送り芸人しんいちのプロフィール

お見送り芸人しんいち

お見送り芸人しんいち(おみおくりげいにんしんいち)
本名:上野 晋一(うえの しんいち)
生年月日:1985年4月21日
身長/体重:176cm/67kg
血液型:A型
出身地:大阪府大東市
所属事務所:グレープカンパニー

出典:https://grapecom.jp/talent_writer/omiokurigeinin-shinichi/

お見送り芸人しんいちさんは大学卒業後、松竹芸能の養成所の同期と「しんいちけんぢ」というコンビを結成。大阪を中心に活動してから上京しますが、相方が消防士になるために芸人を引退したことでコンビを解散。2009年頃にピン芸人としてデビューし、事務所ライブ出演やオーディション参加等を経てグレープカンパニー所属となりました。

ピン芸人デビュー後しばらくは不遇の時代が続きましたが、2019年に入って『R-1ぐらんぷり』で準決勝進出。同年の『歌ネタ王決定戦』では決勝進出を果たしています。

芸名の由来

芸名の「お見送り芸人しんいち」は、所属事務所の先輩であるサンドウィッチマン・伊達みきおさんが名付け親。しんいちさんはデビュー当時、ライブに来たお客さんに気持ちよく帰ってもらうために、「おつかれさまでした」と大きな声で丁寧にお見送りをしており、その姿を見ていた伊達さんが命名してくれたそうです。

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お見送り芸人しんいちはサッカー選手志望? 私生活がハチャメチャ?

子どもの頃の夢がサッカー選手か芸人だったというお見送り芸人しんいちさんは、大阪・北陽高校(現:関西大学北陽高校)のサッカー部出身。ピースの又吉直樹さんは同校サッカー部の先輩にあたります。

しんいちさんは北陽高校時代にインターハイにも出場し、実力が評価されてサッカー推薦で大阪経済法科大学に入学。しかし、大学卒業までにプロから声は掛からず、もう一つの夢を実現させるためにお笑いの世界へ飛び込みました。

サッカー選手になることは断念したしんいちさんですが、今でもサッカーが大好き。Jリーグ・セレッソ大阪の熱烈なサポーターで、お笑い界屈指のサッカー通としても知られています。

また、昔から破天荒な「昭和の芸人」に憧れていて、モテたい願望が強いしんいちさん。その影響もあってか自分の家を持っておらず、ギターだけを持って仲の良い女性や彼女の家を渡り歩くというハチャメチャな生活を送っているとのことです。

お見送り芸人しんいちの芸風やネタは?

お見送り芸人しんいちさんは主に歌ネタを披露。人が胸のうちに秘める言えそうで言えないことや勝手な妄想を歌詞にして、アコースティックギターを弾きながらリズミカルに叫びます。プロ顔負けの歌唱力と耳に残る独特のメロディセンスも魅力です。

僕の好きなもの

公式YouTubeチャンネル『お見送り芸人しんいちofficial』では、お見送り芸人しんいちさんのネタを楽しむことができます。

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お見送り芸人しんいちは「田中上野」でも活動?「ことわざソング」が人気?

お見送り芸人しんいちさんはピンで活動する傍ら、2015年頃から同じ事務所に所属する田中光(たなかひかる)さんと結成したユニット「田中上野(たなかうえの)」でも活動中です。

田中さんはただの芸人ではなく、実は『サラリーマン山崎シゲル』シリーズで知られている人気漫画家。そんな田中さんが描いたイラストを、上野さん(=お見送り芸人しんいちさん)のギターと歌にあわせてめくっていく。それが田中上野のスタイルで、特に「鬼に金棒」などの“ことわざ”を歌にした「ことわざソング」が人気を博しています。

ことわざの歌1

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まとめ

お見送り芸人しんいちさんは特定の人物や世相をイジるネタが少なくないため、時には炎上することも。ただ、炎上にはまったく動じず、自らのスタイルを貫いています。現在のトレンドとなっている「人を傷つけない“優しい笑い”」からは逆行しているかもしれませんが、衰退気味な「毒のある笑い」を極めてほしいです。