芸人界初の本物のお坊さんと元バンドマンの異色の組み合わせで注目されているお笑いコンビ・ドドん。唯一無二の“お坊さんネタ”を取り入れた漫才や歌ネタには、一度見たら忘れられない中毒性があります。
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ドドんのプロフィール
所属事務所:浅井企画
【写真左】
石田 芳道(いしだ ほうどう)
*ボケ担当
本名:石田 芳道(いしだ よしみち)
性別:男性
生年月日:1985年7月21日
身長/体重:163cm/65kg
血液型:A型
出身地:愛媛県松山市
【写真右】
安田 義孝(やすだ よしたか)
*ツッコミ担当
性別:男性
生年月日:1981年11月27日
身長/体重:176cm/64kg
血液型:O型
出身地:千葉県船橋市
※出典:http://asaikikaku.co.jp/talent/profile/dodon
ドドんの2人はマセキタレントゼミナール(マセキ芸能社の養成所)出身。当時、相方は「自分より背が高くて、シュッとしている人」がいいと思っていた石田芳道さんと、「ちゃんとプロを目指している人」を希望していた安田義孝さんの思惑が一致して、2009年4月にコンビを結成。約1年間フリーで活動した後、2010年から浅井企画所属となりました。
コンビ名の「ドドん」は、プロレスラー・田口隆祐選手(新日本プロレス所属)の必殺技「どどん」が由来で、プロレス好きの石田さんが名付けたようです。
コンビ名の『ドドん』はプロレスラー田口隆祐選手の『どどん』から付けたんですよ!なんですが、そんな田口選手についにご挨拶することができました!?わーー!スパローズ大和さんが同じ下北沢で田口選手とライブしてて、ご紹介してもらったのです!! pic.twitter.com/H7lHFy7rlO
— ドドん石田/彼岸田盆(坊主バンド、THE南無ズ) (@dodonishida) April 14, 2015
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ドドん・石田芳道はお坊さんバンドで活躍? 石原さとみとドラマで共演?
石田芳道さんは芸人になることが小学生の頃からの夢でしたが、まずは地を固めようと高校卒業は松山大学(経済学部経済学科)に入学。在学中はお笑いサークルに所属し、ドドんを結成するまでピン芸人「いしだとうふ」として活動していました。
石田さんの実家は元禄時代に創建された曹洞宗の寺院。しかも長男であったため、大学卒業前は住職として実家を継ぐか迷っていたそうですが、芸人になる夢を諦めきれずに上京することになります。
ちなみに大学で仏教を学んでいた石田さんは、卒業後に修行を終えて、住職免許を取得。そのため葬儀や法要などで、お経を読むことができるそうです。
久しぶりの生配信でございました!地元のお味噌と白ごはんを食べながら、なぜか修行の思い出を話しました!!
また改めてゆっくりと!
↓↓
アーカイブです。
【生配信】白米食べながら修行の思い出を語る!【ドドん】 https://t.co/xayJBPtdSO pic.twitter.com/6xRRMy25lm— ドドん石田/彼岸田盆(坊主バンド、THE南無ズ) (@dodonishida) January 31, 2020
本物のお坊さんとなった石田さんは、2012年頃から東京・四谷にある「坊主バー」でも勤務。バーテンダーとしてお客さんにお酒を提供しながら、仏の教えを伝えたり、人生の悩み相談に答えたりしています。
本日の坊主ばー
お客も定員も全員坊さん
シャカシャカ! pic.twitter.com/y85eGLoQOo— 四谷 坊主バー(公式) (@yotsuya_vowzbar) January 18, 2020
電気つきました!!やったあ pic.twitter.com/f2xT4II6zk
— 四谷 坊主バー(公式) (@yotsuya_vowzbar) December 9, 2019
さらに、石田さんは坊主バー内のお坊さん同士で結成された「坊主バンド」のメンバーとして、多くの音楽イベントに出演。並行して相方の安田さんらと「THE南無ズ」というバンドでも活動中で、「彼岸田盆(ひがだんぼん)」の名で愛嬌のある歌声とお喋り、エッジの効いたMCを披露しています。
「君の宗派は。」の『禅禅禅世』 pic.twitter.com/Lgt7x5IYfR
— 坊主バンド (@vowzband) December 25, 2019
南無が!?何が!?起きてるのか分かりませんがYouTubeチャンネルにあげているテラーチューン『てら・テラ・寺』のMVが突然異常なのびをみせています!
ドラマ #病室で念仏を唱えないで下さい 効果かな?間違えてきたかな?ありがたいなぁ🙏https://t.co/hOIXyO2qYL pic.twitter.com/YHAjnZc0lM
— THE 南無ズ(from 坊主バンド)2/8昼夜ワンマンライブ! (@thenamuzu) January 18, 2020
それ以外にも2015年は石原さとみさん&山下智久さん主演のドラマ『5→9~私に恋したお坊さん~(フジテレビ系)』にレギュラーエキストラとして出演、2020年には歯医者さんのホワイトニングのCMに抜擢されるなど、石田さんは芸人の枠を超えてマルチに活躍中です。
現在石田、ホワイトエッセンスさんのCMに出演しております!🦷
最高の笑顔が飛び出しておりますので、ぜひとも見てください!!https://t.co/YRNS7zdSEk
— ドドん石田/彼岸田盆(坊主バンド、THE南無ズ) (@dodonishida) January 30, 2020
ドドん・安田義孝は葬儀屋勤務の凄腕ギタリスト? 愛犬レオに夢中?
安田義孝さんは高校卒業後、敬愛大学(経済学部経済学科)に進学。学業の傍ら、高校のときに組んだ「BLEND SAUCE(ブレンドソース)」というバンドでギタリストとして活動。全国各地でライブを行い、CDもリリースしたそうですが、2005年に解散します。
バンド解散後は就職することも考えた安田さんですが、お笑いもやってみたいと思っていたのでワタナベコメディスクールに入学。しかし、1人目の相方は宝くじで1000万円が当たって辞めて、2人目の相方は警察に捕まって辞めてしまうなど波乱万丈が続いたとのこと。その後、マセキタレントゼミナールで石田さんと出会い、ようやくプロのスタートラインに立ちました。
数年前から、安田さんはお坊さんである石田さんにあわせるかのように葬儀屋で勤務。“お坊さん×葬儀屋”という肩書のおかげで、葬儀業界からの営業の依頼が増えているようです。
東葬協目黒支部さんの新年会にて、ゲストの『ドドん』(浅井企画)のお2人と記念撮影。
ドドん石田さんは本物の僧侶さん、ドドん安田さんは葬儀屋さんでも働いていて、葬儀業界にピッタリのお笑いでした。唯一気になったのは、歌ってくれた「坊主の一週間」で石田さんの音程が外れていたこと…。 pic.twitter.com/ouXBZfM6Ap
— 竹村 ゆうい (前目黒区議会議員) (@take_a_chance23) February 10, 2017
また、前述のとおり安田さんも「THE南無ズ」のバンドメンバーとして活動中。「涅槃崎悟(ねはんざきさとる)」の名でギターと歌を担当し、作詞・作曲も手掛けています。
— 涅槃崎 悟 THE南無ズ (@namuzusatoru) January 28, 2020
元バンドマンだけあって、音楽に対する情熱は人一倍強い安田さん。特にギターの腕前は芸人界随一で、プロ顔負けのライブパフォーマンスがカッコイイと評判です。
南無ズ渾身のツーステップ曲🦵🦵
『T・H・F・D ~畳の縁を踏んだらダメ~』
神激さんのレクチャー動画見ながらもっともっと上手くなります!そして、もう少し広いところでやります!!
フルバージョンはこちら!https://t.co/PqB0Xm4wwt pic.twitter.com/qBcM7Q8UGN
— THE 南無ズ(from 坊主バンド)2/8昼夜ワンマンライブ! (@thenamuzu) December 2, 2019
2/8は我々がやってるバンド『THE 南無ズ』のワンマンライブ!18時開演!
見に来る理由は何でもいいのですが…
石田曰く「バンドの安田はカッコイイ!」というのがありますので、見る価値ありです!!https://t.co/AZ2oWfjNOj pic.twitter.com/9yQV4EuOOT— ドドん石田/彼岸田盆(坊主バンド、THE南無ズ) (@dodonishida) February 4, 2020
現在、そんな安田さんが音楽活動以外にハマっているのが「犬」。お姉さんが飼っているペキニーズ「レオ」にメロメロのようで、安田さんのSNSは“レオ愛”で溢れています。
正月に撮ったレオ🐶 pic.twitter.com/Z2zLhM0gim
— ドドん安田 (@dodonyasuda) January 16, 2020
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ドドんの芸風は? 煩悩まみれでエキセントリックなお坊さんネタ
ドドんは主に漫才を披露。お坊さんである石田さんのキャラクターを活かし、仏教用語を交えたギャグやマニアックな仏像ネタ、替え歌などで笑いを誘います。また、安田さんが奏でるギターのリズムにあわせて、石田さんが“お坊さんあるある”を語りかける歌ネタも得意です。
カラオケ
嵐
BONNOU~煩悩~
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まとめ
これまでライブ活動が中心だったドドんですが、ここ最近は『嵐にしやがれ(日本テレビ系)』『ヒルナンデス!(日本テレビ系)』などでネタを披露し、その芸風と面白さが認知されつつあります。常識にとらわれない自由なスタイルで、“仏教×笑い×音楽”がテーマの仏教エンターテイメントを普及させようとする彼らの動向から目が離せません。
テレビやラジオ、ライブなど、ほぼ毎日何かしらの“お笑い”に触れている私が、2021年にブレイクしそうな芸人さんをランキング形式でまとめてみました。これからの活躍が待望されている若手~中堅くらいの芸人さんからピックアップしています。