一度アクセルを踏んだら最後、ノンストップでオチまでボケ続ける漫才が評判を呼び、ライブシーンを賑わせる「ランジャタイ」。今、最も先が読めない笑いを生みだしている令和の異端児コンビです。
コンテンツ
ランジャタイのプロフィール
所属事務所:グレープカンパニー
【写真左】
伊藤 幸司(いとう こうじ)
*ツッコミ担当
性別:男性
生年月日:1985年11月18日
身長/体重:165cm/58kg
血液型:A型
出身地:鳥取県岩美郡
【写真右】
国崎 和也(くにさき かずや)
*ボケ担当
性別:男性
生年月日:1987年9月3日
身長/体重:169cm/60kg
血液型:A型
出身地:富山県氷見市
※出典:https://grapecom.jp/talent_writer/ranjyatai/
ランジャタイの2人は東京NSC12期生(2006年4月入学)。在学中に出会いますが、ある事件がきっかけとなり、伊藤幸司さんが入学わずか2ヶ月で退学。国崎和也さんも伊藤さんの後を追い、自主退学します。
2007年にコンビを結成してからは、SMA NEET Project⇒フリー⇒オフィス北野を経て再度フリーに。2019年9月より、グレープカンパニーに所属することになりました。
ランジャタイは、グレープカンパニーに所属させていただけることになりました!
やったー\(^o^)/すごいー!\(^o^)/
嬉しい楽しいなあ
大躍進目指してはしります!
憧れまくったスターみたいになれるかな!どきどき!
写真は所属決定の瞬間の僕たちです! pic.twitter.com/pINemcBsSO— ランジャタイ 伊藤幸司 (@ranjyatai11) September 10, 2019
コンビ名の「ランジャタイ」は、「蘭奢待(らんじゃたい)」と呼ばれる伝説の香木から。「蘭奢待を持つ者=天下人」とされていることから、“笑いの天下を獲る”という意味を込めて命名したようです。
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ランジャタイ・伊藤幸司の髪型の秘密は? NSC退学の理由は?
もっさりヘアが特徴的な伊藤幸司さん。「ヘルメット」「かまくら」「ロックマン」などと例えられることがありますが、本人は『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイを意識していて、中学生時代から同じヘアスタイルをキープしているそうです。
前述のとおり、伊藤さんはNSCを退学していますが、そこには深い理由が……。
売れるのは一握りなのにNSCはみんな仲がよかった。入学当初からその様子に違和感を感じていた伊藤さん。ある日突然、授業中に教室の前に立って、「おまえら、ここは仲よしクラブじゃねえんだぞ!」と叫びます。その場は騒然となり、伊藤さんはスタッフに取り押さえられ、クビだと告げられます。
伊藤さんは当時の自分を「トガりすぎていた」と語っていますが、誰よりもお笑いのことを真剣に考えていたからこそブレーキが効かなくなったのかもしれません。
現在も芸風はトガったままですが、周りとのつながりは大切にしていて、芸人仲間や後輩芸人からリスペクトされる存在になっています。
今日は、
ランジャタイの伊藤さんと、
即興漫才をしました!変な感じでした。
コンビ名は「パンダを食べる」でした。
楽しかったです。おしまい。 pic.twitter.com/PqN9gqAbJ4
— Gパンパンダ 一平🐼 YouTube【土曜21時】更新! (@gpanpanda_ip) October 30, 2019
ランジャタイ・国崎和也は相方大好き芸人? コンビ結成エピソードが泣ける?
高校卒業後、アルバイトで貯めた40万円を持って家出同然で上京、NSCに入学した国崎和也さん。軍隊のような厳しさに嫌気が差し、唯一優しかったラッキー池田さんのダンスの講義のみを受け続けました。
そんな国崎さんに「お前、面白いんかぁ?」と絡んできたのが伊藤さん。同じ問いを他の同期生にしたときは、みんなダンマリ。唯一、国崎さんだけが「面白いよぉ」と答えて、一気に距離が縮まります。
伊藤さんがNSCからクビ免除の条件として街のゴミ拾いを命じられたときには、率先して手伝った国崎さん。しかし、クビの免除は認められず、伊藤さんはゴミに囲まれながら泣き崩れます。その姿を見た国東さんは「こいつ面白いな」と惚れ込み、一緒にコンビを組むことを決意しました。
NSC退学により授業料40万円がパーになった国東さんですが、「2人が出会えましたから十分に値打ちはあった」と自負しています。ランジャタイの2人は、強い絆で結ばれているようです。
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ランジャタイの芸風は? 解読不能で何でもありのミラクル漫才
ハチャメチャなボケなのに、無理なく受け入れられる。あまりにも非論理的で破綻した展開なのに、思わず笑わってしまう。それがランジャタイが創り出す漫才の魅力です。
ラジオ
小林幸子オーディション
やよい軒のチキン南蛮定食
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まとめ
漫画のような出会いから幾多の浮き沈みを経て、ランジャタイは自分たちの漫才スタイルを確立しつつあります。「芸人が選ぶ天才芸人」に選ばれるなど、ファンだけでなく芸人仲間からも猛プッシュされている今こそ、「天下獲り」の足がかりを作る絶好のタイミングかもしれません。
テレビやラジオ、ライブなど、ほぼ毎日何かしらの“お笑い”に触れている私が、2021年にブレイクしそうな芸人さんをランキング形式でまとめてみました。これからの活躍が待望されている若手~中堅くらいの芸人さんからピックアップしています。