2019年に『第40回ABCお笑いグランプリ』で優勝して、一気にその名が轟くことになったお笑いコンビ・エンペラー。普段は大阪の「よしもと漫才劇場」を拠点に活動している、次世代のブレイク候補です。

エンペラーのプロフィール

エンペラー

エンペラー
所属事務所:吉本興業
【写真左】
安井 祐弥(やすい ゆうや) 
*ボケ担当
性別:男性
生年月日:1993年2月6日
身長/体重:185cm/65kg
血液型:A型
出身地:京都府大山崎町
【写真右】
にしやま 
*ツッコミ担当
本名:西山 慶児(にしやま けいじ)
性別:男性
生年月日:1990年10月18日
身長/体重:177cm/70kg
血液型:O型
出身地:高知県高知市

※出典:https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=5979

エンペラーの2人は大阪NSC34期生(2011年4月入学)。同期にはさや香蛙亭トニーフランクさんなどがいます。

NSC在学中にコンビを結成して以来、しばらく不遇の時代が続いていましたが、結成9年目の2019年1月に『第4回上方漫才協会大賞』において新人賞を獲得。さらに同年7月には『第40回ABCお笑いグランプリ』で優勝を果たし、一躍脚光を浴びる存在になりました。

コンビ名の「エンペラー」は、「皇帝」ではなくイカの「えんぺら」が由来となっているそうです。

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エンペラーが優勝した『ABCお笑いグランプリ』とは?

『ABCお笑いグランプリ』は1980年から2011年まで開催された「ABC漫才・落語新人コンクール」「ABCお笑い新人グランプリ」の後継イベントです。漫才、コント、ピン芸など、大阪で毎年熱い闘いが繰り広げられます。

出場資格は「デビュー10年以内」の日本全国のプロのお笑い芸人。歴代のグランプリ受賞者には、現在のお笑い界を牽引する豪華なメンバーが名を連ねています。

主な歴代グランプリ受賞者
ダウンタウン(第5回・1984年)、ナインティナイン(第13回・1992年)、ますだおかだ(第15回・1994年)、中川家(第17回・1996年)、フットボールアワー(第21回・2000年)、千鳥(第25回・2004年)、かまいたち(第33回・2012年)、霜降り明星(第38回・2017年)

※『ABCお笑いグランプリ』名義での開催は2012年の第33回から。

そんな歴史と権威がある大会で優勝したエンペラーに、注目が集まるのは当然のことかもしれません。

エンペラー・安井祐弥の彼女は? 蛙亭・岩倉美里との関係は?

『ABCお笑いグランプリ』で優勝するまで、安井祐弥さんは生活費を節約するために芸人仲間2人と一緒にルームシェアをしていました。

そのうち1人は男性芸人、もう1人はエンペラー同様に注目されている男女コンビ・蛙亭の岩倉美里さん。お笑いファンの間でカワイイと評判になっている女性芸人です。

岩倉さんは安井さんとNSC時代の同期で、同じ事務所に所属。「安井さんの彼女では?」との噂もありましたが、岩倉さんは同居しているもう1人の男性芸人と付き合っていました。

逆に彼女いない歴8年以上で、『ABCお笑いグランプリ』の優勝後のインタビューでは賞金を引っ越し代に充てたいと語っていた安井さん。その夢が叶い、現在はルームシェアを解消しているので、安井さんにもモテ期が到来しているかもしれません。

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エンペラー・にしやまはギャグの達人?「にしやま語」が話題?

トイレットペーパーのことを“トイパー”、おはようのことを“おぱぱ”。これらは普段から、にしやまさんが素で使っている“変な言葉”で、「にしやま語」と呼ばれています。

「にしやま語」の中で安井さんが引っ掛かった言葉を、自分たちの単独ライブのタイトルとして使用することもあるそうです。

その他にも“ギルティー”“おちみる先生”など、にしやまさんは謎のギャグを多数ストック。「にしやま語」から流行語が生まれる可能性があります。

エンペラーの芸風は? 伸びしろたっぷりの漫才&コント

『ABCお笑いグランプリ』の決勝では1本目で漫才、2本目にコントを披露したエンペラー。元々は漫才を得意としていましたが、優勝したことでコントの実力があることも証明しました。ボケとツッコミの役割はネタによって変わります。

赤ちゃんの面倒(漫才)

中国人(コント)

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まとめ

漫才とコントの二刀流が話題のエンペラーですが、本人たちはコントよりも漫才が好きで、まずは漫才に力を入れることを明言しています。そうなると注目されるのは毎年末の『M-1グランプリ』です。ここで頂点を極めた後、コントの技術も磨いていけば、万能型のお笑いコンビとして支持されていくのではないでしょうか。